FXの特徴について

今回は、FXの大きな特徴について考えてみたいと思います。

FXが株と違うのは基本的にはローリスクということのようです。

株の場合、価格の変動要因は、企業の業績が基本にあるので、2007年から2008年にかけて多発した偽装表示等の不祥事や、外的、内的要因によって、保有株が一夜にして暴落して大損してしまうことがあります。
最悪は倒産で、全損なんてことも。

それに対して、FX(外国為替証拠金取引)は、外貨の為替取引が基本ですので、もちろん為替相場の下落によって、一時的に小額の損をすることはありますが、まさか通貨が一夜にして無価値になる、半減になるなどということは、まずあり得ないことです。
つまり株に比べてローリスク・ローリターンなのですね。
FX初心者でも安心して取引が出来るということ。

ハイリスクなものはハイリターンなのは、世の中の理ですが、もちろんハイリスクを引き受けるだけの経済力がある人なら良いのでしょうけど、一般の人は怖過ぎて手を出しかねるところでしょう。

さらに、FXは為替相場が下がっても利益を出すことが出来るんですね。
株が「買い」という行為からスタートするのに対して、FXは「売り」という行為から入ることが出来るのが特徴です。
たとえば、1ドル=110円で1万ドル(110万円)売ったあとに、1ドル=100円 になれば(100万円)、買い戻して10万円の儲けです。
もちろん、逆に「買い」という行為もありますので、たとえば 1ドル=100円で1万ドル(100万円)買ったあとに、1ドル=110円 になれば(110万円)、10万円の儲けです。

このように、為替相場が上がっても下がっても、利益が出せるというのもおもしろいし、まさしく自分のサジ加減次第と言えるでしょう。

当然、運もあるのでしょうけど、自分の判断力が試されるということもいえるのでしょう。