製本についてのミニミニ知識

先日の「花火大会」人も多くてすごかったですが、
花火も迫力満点、最高でしたよ☆
ところで印刷の話に戻りますが、
製本について調べていたら「製本の歴史」についての
情報がありました。
私は歴史に興味があるので皆さんにもご紹介しようと思います。


★古代の製本についてのお話★

初代の記録材料は岩石だったそうですが、
運搬や彫刻に多大な労力を要とすることから、
他の記録法がいろいろと探求されたそうです。

それらの中には、今日の書物の誕生といわれる
メソポタミア地方の粘土板があります。
それに楔(くさび)形の文字を刻み天日で乾かすか、
窯で焼き固めてテラコッタにしたそうです。
現在はガーデニングやタイルで使われているあれです。

これをクレー・タブレットclay tabletとよび、
日本では瓦書(かわらしよ)として有名である。
しかし壊れやすいため、さらに同じ粘土で二重、三重に
外箱をつくって保存力を付与し、また古代エジプトでは
鉛の平板に文字を彫刻して書板(かきはん)とし、
何枚かを金属の輪で綴じて散逸を防いだとあります。

紙の存在がない時代は土が原料だったんですね。
本としては持ち上げるのもとっても重そうですね。